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2010年ノーベル化学賞受賞者の鈴木章北海道大学名誉教授が
フィジーを訪問されました。

 

2010年ノーベル化学賞受賞者の鈴木章北海道大学名誉教授が、南太平洋大学（USP）の招待で、８月６日から１１日までフィジーを訪問されまし。フィジー滞在中に、鈴木名誉教授は、USPのJapan-Pacific ICTセンター多目的講堂で公開講義を行われ、また、スバの高校生に対してのセミナーを行われました。.

 

鈴木名誉教授の、パラジウム触媒を用いる有機ホウ素化合物のクロスカップリング反応（昭和54(1979)年にご報告）は、有機合成化学のみならず、触媒化学や材料科学などの広い分野に多大な影響を及ぼした御研究であり、2010年のノーベル化学賞の受賞理由となった"Suzuki coupling反応"として広く世界的に認知される新たな研究分野を開拓されました。反応は広範な一般性と実用性を有しており、医薬品を含む数々の生理活性天然物合成に利用されております。

 

鈴木先生の詳しい情報については、北海道大学のHPをご覧ください。