道井大使の「世界津波の日」記念イベント参加(2025年11月5日)
令和7年11月5日

令和7年11月5日、道井緑一郎駐フィジー日本大使は、フィジー政府鉱物資源局において開催された「世界津波の日」記念イベントに出席しました。このイベントは、フィリモニ・ヴォサロンゴ土地・天然資源大臣が主催し、津波防災意識向上プログラムの開始についての発表も同時に行われました。このプログラムは、日本政府が提供した資金によって国際移住機関(IOM)が実施するもので、11月5日のイベントには、IOMを代表してフィジー事務所より井上悦子プロジェクト開発担当官が出席しました。イベントでは、「津波に備えよ:津波への備えに投資せよ」というテーマの弁論大会が行われ、スバ周辺の小中学校10校の児童、生徒が参加しました。
道井大使は式辞の中で、東日本大震災の教訓と強靭性の遺産について振り返り、防災と教育の重要性を強調し、フィジーだけでなく太平洋地域全体における災害へのレジリエンス強化への日本の揺るぎない支援のコミットメントを再確認するとともに、「太平洋諸国の一員として、フィジーと日本は相互尊重と協力に根ざした深い友情の絆を共有しています。このパートナーシップは、学び合いと共同行動の促進を促し続けています。知識の交換、それぞれの経験の共有、そしてあらゆる世代が将来の課題に備えられる未来を築くために、引き続き尽力してまいりましょう。」と述べました。