フィジー共和国海軍に対する政府安全保障能力強化支援(OSA)に基づく供与機材第二段の引渡し式
令和7年10月27日

2025年10月20日、日本政府は、政府安全保障能力強化支援(OSA)に基づき、総額4億円(約600万フィジードル)の無償援助による第二弾の機材引き渡しを行いました。
道井緑一郎駐フィジー日本大使は、フィジー共和国海軍司令官ティモシー・ナトゥバ准将に複合艇1艘を引き渡しました。これはフィジー共和国海軍へ提供される機材の第二弾であり、今後第三弾として、18メートル級の警備艇3艘が引き渡される予定です。
フィジーは太平洋島嶼国地域の平和、安定、持続可能な発展、繁栄の維持において重要な役割を果たしています。IUU漁業、違法薬物の密輸、人身売買などの国境を越えた組織犯罪といった様々な海洋安全保障上の課題に対応するため、海洋状況把握能力および海上法執行能力を強化することは地域の優先事項です。日本政府は今後もフィジー政府との緊密な連携と協力を進めていきます。