(和文)フィジー共和国に対する「人材育成奨学計画(JDS)第2期」に関する書簡の署名・交換が行われました
令和7年9月15日




2025年9月15日、道井緑一郎駐フィジー日本国特命全権大使と、フィジー公共事業省のピタ・タギカキレワ事務次官代行との間で、「人材育成奨学計画(JDS)第2期」に係る無償資金協力の交換公文の署名・交換が行われました。これに続き、国際協力機構(JICA)フィジー事務所の若杉聡所長とタギカキレワ事務次官代行との間で、贈与契約の署名も行われました。
JDSは、フィジーの人的資源育成を目的とした奨学金制度であり、将来の国家運営を担う若手行政官等が日本の大学院で修士課程を履修する機会を提供するものです。本制度を通じて、フィジーの社会・経済開発計画の策定・実施に貢献する人材の育成を支援し、21世紀のフィジーを牽引するリーダーの能力強化に寄与します。
今年初めには、第1期として6名の学生が奨学金を授与され、既に日本での留学を開始しています。今回の第2期支援により、新たな奨学生が2026年から日本での学びを開始する予定です。
これまでに日本政府がJDSを通じて提供した支援額は、第1期が1億6,500万円、第2期が2億円となっており、累計で3億6,500万円に達しています。
参考:第2期応募の詳細はこちら。
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