対フィジー無償資金協力「経済社会開発計画(ラウトカ漁港に対する製氷機供与)引渡式

令和5年8月30日


令和5年(2023年)8月30日、対フィジー無償資金協力「経済社会開発計画(ラウトカ漁港に対する製氷機供与)引渡式が、ラウトカ漁港で行われました。
当館より山田一等書記官が出席し、本計画により供与した製氷機をアテレティ・ロコスカ漁業省次官に引き渡しました。
ラウトカ漁港は、国内最大の漁港であり、同港で取扱う漁獲は国内漁獲量の約8割といわれていますが、製氷機の老朽化に伴い漁獲物の鮮度管理が十分にできていないことが大きな課題となっていました。今回供与した製氷機は、総額約130万フィジードル、1日に最大3トンを製氷し、ラウトカ漁港を使用する漁業者に十分な量の氷を提供することを可能とし、漁獲物の鮮度保持に寄与し、漁業者の所得拡大にも繋がるものです。漁業省次官からは、これまでの日本によるフィジーの水産分野に対する支援に謝意が述べられました。