無償資金協力「太平洋島嶼国における感染症対策のためのデジタルヘルス・システム支援計画(UNICEF連携)」に関する交換公文の署名式及びコールドチェーン機材の引き渡し式の実施

令和5年3月6日
    
 
2023年3月6日、フィジー医薬品供給センターにて、川上文博駐フィジー日本国特命全権大使とジョナサン・ヴァイチ国際連合児童基金ユニセフ太平洋島嶼国代表との間で、ラランバラブ保健・医療サービス大臣立会いの下、供与額12.48億円の無償資金協力「太平洋島嶼国における感染症対策のためのデジタルヘルス・システム支援計画(UNICEF連携)」に関する書簡の交換が行われました。今回の協力では、太平洋島嶼国4か国(キリバス、ソロモン、パプアニューギニア及びフィジー)の保健施設等に対し、新型コロナウイルス感染症を含む公衆衛生上の脅威に対応するため、各種ワクチン接種情報等をデジタルで管理する体制(デジタルヘルス・システム)を整備することにより、各国の保健システムの強化及び効率化を図り、もってユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進と社会経済活動の活性化に寄与することが期待されます。
また、同日、UNICEFとの他の連携プロジェクトから、ワクチン等を保管する大型のウォークインクーラー等を含むコールドチェーン機器の引き渡しが行われました。