平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力委嘱員募集要項

平成23年4月1日 在フィジー日本国大使館

1.募集人員
    草の根・人間の安全保障無償資金協力委嘱員 若干名

2.選考方法
    履歴書と小論文による書面審査及び書面審査通過者に対する電話又は対面による人物審査。
(1)小論文課題(下記双方の課題について、各2000字以内のものを作成のこと)。
    (ア)「太平洋島嶼国に対する日本の協力のあり方について」
    (イ)「日本と外国の文化の相違について」(海外訪問や海外での仕事の経験などを踏まえたものが望ましい)
(2)応募方法
    (ア)履歴書と小論文を在フィジー日本国大使館宛てに、2011年4月15日17時(フィジー時刻)必着で郵送または電子メールにて送付のこと(送付先及び電子メールアドレスは、下記7.参照、郵送の場合には、封筒に「草の根調査員応募書類」と明記のこと)。
    (イ)TOEICなど英語力を評価することが出来る書類がある場合は、参考資料として履歴書や小論文とともに送付のこと。
    (ウ)提出書類は返却しない。個人情報は当館が責任を持って管理し、他の用途には使用しない。

3.選考スケジュール
    応募書類提出:2011年4月15日必着
    書面審査:2011年4月下旬
    人物審査:2011年5月初旬
    結果通知:2011年5月中旬
    委嘱通知:2011年6月
    委嘱開始:2011年7月1日又は8月1日

4.委嘱業務の概要
(1)案件形成に係る調査など
        当該地域の状況、援助ニーズ、NGOの活動状況、他ドナーの援助動向などを踏まえた草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下、「草の根無償」)の案件形成のための事前調査。
(2)報告書等の文書の取り付け
        草の根無償案件の実施に必要な要請書や報告書の関係文書の被供与団体からの取り付けなど。
(3)実施状況モニタリングやフォローアップ
        実施中の草の根無償案件の適切な進捗の確保のためのモニタリングや供与した施設や機材の適切な使用の促進するためのフォローアップの実施など。
(4)案件監理や報告書作成
        申請案件の概要や制度改善に係る提言などを記した報告書の作成など。

《留意事項》
○ 委嘱業務の性格上、外国語の語学力(主として英語)はもとより、関係先とのコミュニケーション能力、日本語文書の作成能力、さらには生活環境の整っていない地域で滞在し活動する能力が必要とされる。
○ 今回募集する委嘱員は、フィジーに生活基盤を有する者を対象としていることから、フィジーにおける住居費や日本からの渡航に必要な旅費は支給されない。

5.委嘱期間
    2年間程度(ただし、業務状況が特に良好であり、かつ、本人が希望する場合には、さらに1年間の延長が可能な場合がある)。

6.給与
    1月あたり謝金額は、在勤俸9号の額に85%を乗じた額(2011年3月現在201,110円)を基本とし、草の根無償に関する専門性(国際機関やNGO等での開発関連業務2年以上の経験)を有する場合は、右基本額に5%を加算する。

7.問い合わせ先
    在フィジー日本国大使館(代表:+679-3304633)
(Embassy of Japan, 2nd Floor, Dominion House, G.P.O.Box 13045, Suva, Fiji)

担当:

槇(takato.maki@mofa.go.jp)
黒木(hideaki.kuroki@mofa.go.jp)
豊満(yoshihiro.toyomitsu@mofa.go.jp)
※電子メールを送付する際には、上記3名の担当者全員宛に送付のこと。