第5回太平洋・島サミット
日本と太平洋諸島フォーラム(PIF)メンバーの首脳は、5月22日から23日まで、北海道で第5回日・PIF首脳会議(以下、「首脳会議」)のために会合した。日本、オーストラリア、クック諸島、ミクロネシア、フィジー、キリバス、ナウル、ニュージーランド、ニウエ、パラオ、パプアニューギニア、マーシャル、サモア、ソロモン、トンガ、ツバル及びバヌアツから首脳及び代表が出席した。首脳会議では、麻生総理大臣及びPIF議長であるタランギ・ニウエ首相が共同議長を務めた。
会合では、「We are islanders-エコで豊かな太平洋」をキャッチフレーズとして、①環境・気候変動問題、②人間の安全保障の視点を踏まえた脆弱性の克服、③人的交流の強化について活発な議論が行われた。
閉会セッションにおいて、麻生総理より、今後3年間で500億円規模の支援を行うことを表明し、「北海道アイランダーズ宣言」を採択した。