日本・キリバス二国間関係

 

(1)概観

我が国は1979年7月12日キリバスの独立式典に大野明衆議院議員(当時)が出席、同日、キリバスの国家承認を行った。1983年4月には在京キリバス名誉総領事館が開設された。
これまで、政府高官や青年等様々なレベルでの人的交流が行われている。
我が国からの要人往訪では、2009年2月に橋本聖子外務副大臣(当時)のキリバス訪問が特筆される。キリバスからの要人来訪としては、2006年5月に沖縄で開催された第4回太平洋・島サミット(PALM4)及び2009年5月に北海道で開催された第5回太平洋・島サミット(PALM5)にアノテ・トン大統領が参加した(太平洋島サミット)。

 

(2)国交・条約関係等
(イ)国交樹立
1979年7月 キリバス独立と同時に同国を承認
(ロ)二国間条約・取極(一般・水産無償資金協力に係る交換公文を除く)
1978年 日・ギルバート諸島漁業協定
2007年 青年海外協力隊派遣取極め

 

(3)経済協力
我が国のキリバスに対する経済協力や両国間の人的交流の拡大等を通し、両国の関係は良好である。
第4回PALMにおいて発表された我が国支援策の中の5つの重点課題(経済成長、持続可能な開発、良い統治、安全確保、人と人との交流)及び2009年5月の第5回PALMにおいて発表された3つの重点課題(環境・気候変動、人間の安全保障の視点を踏まえた脆弱性の克服、人的交流の強化)を踏まえ、キリバスへの支援が行なわれている。協力分野としては、インフラ整備、気候変動対策、行政能力強化、人材育成などが中心となっているキリバス経済協力実績

 

(4)経済・貿易関係
貿易関係では、08年の我が国の対キリバス輸出額はおよそ5.3百万米ドル、輸入額はおよそ1.6百万米ドルとなっている(国際機関太平洋諸島センター)。
我が国からの主要輸出品は輸送機械等の工業製品など
キリバスからの主要輸出品はかつお、まぐろなど

 

キリバス早分かり

 

 

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