対キリバス草の根無償資金協力「ウィリアム・ゴワード・メモリアル・カレッジ校舎建設計画」引渡式

令和7年8月27日
    

2025年8月27日、道井緑一郎駐フィジー共和国日本国特命全権大使(PIF日本政府常駐代表)及び池田博次在キリバス共和国日本国臨時代理大使は、ウィリアム・ゴワード・メモリアル・カレッジに、校舎を引き渡しました。この引渡式は、対キリバス草の根無償資金協力「ウィリアム・ゴワード・メモリアル・カレッジ校舎建設計画」の一環で実施されました。
プロジェクト開始前、同校は、屋外にテントを張って授業を受ける学級があるなど、生徒数の増加による教室不足の問題を抱えていました。
このような背景のもと、日本政府は、学校用家具が備わった3つの教室の新校舎を整備しました(約15万豪ドル)。新たな校舎により、学習環境の改善が期待され、ひいては学校全体の教育環境の向上が見込まれます。
道井大使は式典の中で、「この校舎が、キリバスをより明るい未来へと導くリーダーの育成に貢献するものとなれば嬉しい」と述べ、本案件に携わった全ての関係者に対して深い感謝の意を表しました。